徳川家康はえんぴつをもっていた

 

From:太田輝昭

 

自宅の書斎より、、、、

 

 

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今、みなさんが使っているえんぴつと同じようなものを、

400年前、徳川家康が持っていました。

 

イギリスで450年前、えんぴつが発明されたばかりのえんぴつが、家康の手元にあることにおどろきます。

 

静岡県の久能山東照宮に残されています。

 

家康は、外国の品物を多く輸入しました。

その中にえんぴつがあったのです。

長さ11センチメートル、えんぴつのしんは黒鉛のかたまりが使われていました。

 

伊達政宗が使ったといわれるえんぴつも残っています。

長さ14センチメートル、キャップがついています。

黒鉛の粉を固めたしんで、今のものに似ています。

 

このえんぴつ。

今から450年くらい前のことです。

イギリスの「ボロデール山」でえんぴつのシンになる黒鉛が見つかったからです。

 

黒鉛のかたまりを紙にこすると黒くなりました。

黒鉛を木にはさんだり、布でまいたりして使いました。

 

イギリスの人や近くの国の人が使うようになり、200年くらいで、その山の黒鉛はなくなってしまいました。

そこで、山に残った粉を集めてもう一度固めようとした人がフランスのコンテさんです。

 

今の世界中のえんぴつを作る工場も、ほとんど同じやり方でえんぴつを作っています。

 

『子どもに伝えたい もののはじまり物語』騒人社 師尾喜代子 編 から

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どうでしょう。

知的でしょ。

 

 

この「えんぴつ」のエピソードは、

『子どもに伝えたい もののはじまり物語』の最初に出てくる話です。(引用しました)

 

このようなほんの少しの話を

「朝の会」

で語ってあげたり、

 

「お昼の放送」で

子どもに読ませたり、

 

「学級通信」に載せたり、

することで、子どもに伝えます。

 

 

知的な子どもができると思いませんか?

 

 

このようなネタを教師がたくさん持っておくことがおススメです。

 

 

上記の著書には、他にも

「消しゴム」

「ランドセル」

「したじき」

「黒板」

「トイレ」

「シャツ」

「アイロン」

「ばんそうこう」

 

・・・

など「もののはじまりのお話」が書かれています。

 

先生が一冊、または、学級に一冊、

図書館に一冊、置いておくと有効活用できます。

 

私は購入して持っています。

 

 

ーおおた てるあき

 

 

 

 


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太田輝昭

沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表 

「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定三段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治

                図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数 

                H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。




  

 


 

  

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