算数 三角形の面積の求め方を見つける

 From:稲嶺保

 

 本日、勤務校の校内研修。

研究授業が参観させていただいた。
 
授業のリズム・テンポ
子どもへの対応
目線
子どもへのあたたかな対応
明確な指示・発問
 
どれをとっても一級品だった。
TOSS授業技量検定D 表
の項目である。
45分間、これを継続されていた。
他の先生方は、
「授業内容」
について、コメントされていたので、
「授業技量」
について、感想を残した。(一部を紹介します)
 
あたたかな表情・対応
授業を笑顔で進めることはもちろん、子どものつぶやきにも「受容、共感」し対応していました。
個別には、「もう、大丈夫(推敲がおわった)」とつぶやいた子に対して、「先生は、一つ見つけたけどな」と対応していました。
その言葉も教師との信頼関係の中で成り立つものだと思いました。
 
明確な発問・指示
今、何をすべきなのか、説明とともにスクリーンで示していました。
いつまですべきなのか、時間を示し、残り時間を示し、予告をしながら進めていました。
一つ一つの指示が短く、子どもたちもさっと動き出すことができていました。
 
校内の先生方からたくさんの学びをいただいています。
校内研修担当として、
職員へ伝えていく、
あれども見えずを見える化(言語化)していく。
それが役割だと考えています。
 
算数「図形の面積」。
「三角形の面積」
を求める問題。
問題文を読みながら、「求め方」を強調する。
「三角形の面積を求めます。
 あなたたちは、これまで長方形、正方形の面積の求め方。
 平行四辺形の面積の求め方を習いました。
 それを使って、できるだけたくさんの求め方を見付けなさい」
 
塾に行っている子は、すでに公式
「三角形の面積=底辺×高さ÷2」
を知っている。
それでも「求め方」を問う。
先に面積を確定する。
「12㎠」
どうやって、これを導くか、求め方を見付けさせる。
 
昔は、黒板に書かせたり、
ホワイドボードや画用紙に書かせたり、
したもので説明させていた。
それが、chromebookが入り、簡単になった。
Jamboardにはりつけると、
求め方を見つけた人から声がかかる。
それを、スクリーンに映し出し、説明する。
今回は、「9つ」の求め方が見つかった。
 
そうやって見つけた後、
「公式」
を示すと、求め方の共通点から長期記憶に残るのではと考えている。
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稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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