熱中する詩の授業「くんぽんわん」

 From:稲嶺保

 

先日、ZOOMにて
「GIGA・産業セミナー」
に参加した。
 
産業や金融は、
得意ではないが勉強になる。
小学生を対象にした授業だから、
頭にすっと入ってくる。
 
講座の一つに
「長谷川流・特別支援対応の極意〜思春期の生徒が納得する声のかけ方と対応術〜」
があった。
埼玉の長谷川博之先生の講座である。
 
中学生への飛びこみ授業を紹介された。
教室の前方に生徒20名程。
後方に学校の先生方がその倍。
授業開始時、全く声が出ない。
授業が進むにつれて、
子どもたちの声が出てくる。
 
長谷川先生の対応もそうだが、
やはり「授業」である。
谷川俊太郎の「くんぽんわん」という詩を扱っていた。
楽しい実践であった。
「授業したい」
と思い、
「詩」を検索し、
記憶を頼りに授業を再現した。
午後からのサークルへ持って行った。
 
授業を作りながら、頭に浮かぶ。
「〇〇先生も多分、、、」
サークルに行くと長谷川先生の話に。
予想通り同じ授業を作っていた。
やはり、よい「授業」に憧れる。
 
「くんぽんわん」の授業を紹介する。
 
くんぽんわん   谷川俊太郎
 
こいぬが くん
きつねが こん
きじなら けん
ぴかぴか きん
 
ここまでを音読させる。
教師と児童との交代読み。
「四音」と「二音」のリズムをつかませる。
 
続きを示す。
 
いたいよ ぴん
    ぷん
 
上に何が入るかを問う。
イラストも示されているから、答えに近づく。
 
いたいよ ぴん
おこって ぷん
おいしい   
 
こちらもイラストで示されている。
 
いたいよ ぴん
おこって ぷん
おいしい ぱん
おてだま   
 
いくつか考えられるが、大体同じ答えにいきつく。
 
いたいよ ぴん
おこって ぷん
おいしい ぱん
おてだま ぽん
きばって   
 
イラスト付き。
やんちゃ君の活躍する場である。
様々だされる。
 
いたいよ ぴん
おこって ぷん
おいしい ぱん
おてだま ぽん
きばって うん
    おん
 
イラスト付きだから、なんとなくわかる。
 
いたいよ ぴん
おこって ぷん
おいしい ぱん
おてだま ぽん
きばって うん
すいっち おん
まるいは   
 
これも簡単。
こうやって、簡単な問題から入る。
「易しい内容」
から入ることで、子どもたちの警戒心をとく。
 
ここまでが前半。
後半は、頭を使う。
「易から難へ」
である。
ここからは、
いつかサークルで、
セミナーで紹介しますね。
 
今回、
「GIGA・産業セミナー」
で得た情報である。
このセミナー
なんと・・・「無料」である。
しかも、次回開催が
「沖縄会場」 ※2月11日(土)10時~12時
である。
金融や産業はもちろんであるが、
「ICT×GIGA最前線~子供が端末を使いこなすまでの10のステップ~」
のように学校現場で使える情報も得ることが出来る。
講師の先生方も実際に来沖される。
よければ、セミナーに参加してみませんか。
申込は以下より可能です。
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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