週明けの重い空気を学習モードへ変える

From:稲嶺保

 

 

 

書斎より、、、
 
週明けの月曜日
いつもより、身体が重い。
教師もそう感じるのだから、
子どももそうである。
 
なかなか
「学習モード」
に入らない。
目がとろんとしている子もいれば、
「先生、頭が痛いです。」
と訴えてくる児童もいる。
 
だから、月曜日の朝は大事である。
「説明のいらない作業」
がいい。
 
月曜の朝は、
「立腰」の時間から始まる。
全校一斉に行われる。
深い深呼吸の時間。
授業の前の「黙想」に比べればいい。
脳にたっぷり酸素を送り込む。
 
学級では、
その後、
「週末の出来事」
を一文で発表する。
「指名なし発表」
である。※「3秒間が空いたら終了」
話したくて、うずうずしている子どもたち。
「土曜日にお母さんと映画に行きました。」
のような文を発表する。
そこで、次の指示。
「発表していない人。
 誰のお話の続きが聞きたいですか。」
これも指名なしで言わせる。
「〇〇さんのお話です。」
のように発表する。
そこで選ばれた児童のお話を詳しく話させる。
 
その辺で、休み時間になる。
 
1時間目は、国語である。
「漢字スキル」
「話す・聞くスキル」
を終えた後、週に一度は
「うつしまるくん」
の日である。
「ていねいに書く」
書写の時間である。
教室がシーンとなる。
終わったらチェックに持ってくる。
合格したら、「読書」である。
 
このようにして、
「授業モード」
「学習モード」
をつくっていく。
 
これで、一日を乗りければ
翌日は何とかなる。
 
ただ、
「学習モード」
をつくっても、
「姿勢」の悪い子はいる。
姿勢だけでなく、
座り方もくずれていく。
「姿勢!」
と声がかかってもすぐに元に戻る。
 
イスを前後や左右にガタゴトさせる子もいる。
 
この原因は、何か?
 
「授業がつまらない」
それも、もちろんある。
 
ただ、もう一つ原因が考えられる。
「体幹」
である。
 
同じ姿勢でじっとできない。
同じ姿勢を保つことができない。
 
自分の身体を支えるための
「柱」
が未発達なのである。
 
以前、
「ハイハイが短く、すぐに立った子は
 体感が未発達である。」
と聞いたことがある。
 
体育で
両手両足をついて、
歩かせてみると、
ササッと動く子もいれば、
ぎこちない動きもいる。
 
これは、
「体幹」
の未発達が原因と考えられる。
 
私の体育では、
縄跳びでスタートし、
主運動に入る前に
「体ほぐし」
として、
「体幹を鍛える」運動を取り入れている。
 
この運動を教えていただいたのが
千葉の根本正雄先生である。
様々な動きの中で
「遊び感覚」
「ゲーム感覚」
で体幹を鍛えることができる。
 
もちろん、本で学ぶこともできるが、
やはり、「授業」の中で学ぶのが、
わかりやすい。
 
実際に自分が体験することで
わかることもある。
このチャンスが今週末に訪れる。
 
体育の根本正雄先生
(以前、「担当ナイトスクープ」で立ち幅跳び10cmしから跳べなかった女性を120㎝跳ばせたかたである。)
が来沖される。
 
「マナーキッズ指導者講習」
として、
「子どもたちのマナー」
とともに、
「体幹あそび」
を指導していただける。
 
体育の「体ほぐし」の基礎になる部分である。
それを応用して、
さらにバリエーションを増やすこともできる。
 
体育の時間で「体ほぐし」の時間は
「7分程度」
である。
1年分にすると
7分×105時間=735分
12時間活用できる指導法
が手に入る。
 
詳しくは、ブログ写真をご覧ください。
下部がFAX申込書になっています。
メールも可能でお申し込み可能です。
PS
写真が読み取れないかもしれないので、、、
日時:令和2年1月25日(土)
   9時~11時半
場所:浦添市立浦城小学校体育館
服装:運動ができる服装、運動靴
参加費:2千円
 
私も参加します。
 
さらにPS
根本正雄先生は
「体育のスペシャリスト」
です。
何冊も本を書かれています。
「体育のちょっと気になること」
があれば、
休み時間にそっと近づいてご質問ください。
きっと答えてくれますよ。
 

 

 

 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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