休校明けの教室で大切なこと

From:稲嶺保

 

2か月ぶりに床屋へ。
髪が耳にかかるだけで、
「もう伸びた」
と思ってしまう。
いつもなら
「1か月に1度」
の床屋。
久しぶりに
さっぱりして、
帰宅する。
 
家族は、
気づかないようだ、、、
さっぱりしているのは
本人だけのようである。
 
いよいよ
木曜日より
「学校再開」である。
 
始業式の日は、
「3時間」
一緒に過ごした。
それでも、
我が学級である。
「早く会いたい!」
という気持ちが強い。
 
ただ、前学年から考えると
「3か月近く」
の休み明けである。
 
学校での習慣
はもちろん、
生活リズムの乱れ
も予想される。
 
私たちの頭は、
「学習の遅れを取り戻そう」
である。
しかし、子供たちは、
様々である。
もちろん、
「学校に早く行きたい。」
と考える子もいる。
(学級の2割ぐらいだろうか)
 
逆に
「学校に行きたくない。」
と考える子もいるはずである。
(これも2割ぐらいかな)
「生活リズムの乱れ」
「ゲーム三昧」
など、理由は様々にある。
 
そのような子がいるなかで、
「学習進度」のみ
を優先させてしまうと、
学級が落ち着かない。
 
だからこそ、
教師ができることを考える。
 
まずは、
「笑顔」
で迎えること。
初日は、「できる」はずである。
しかし、数日たつと、
「久しぶりの授業」
のため、教師も疲れる。
だからこそ、
「笑顔を保つ」
ことである。
 
笑顔もやっぱり練習が必要。
特に今回は、
「マスク越しの笑顔」
である。
顔の上半分で
「笑顔」
を伝えなければならない。
練習が必要である。
 
もう一つは、授業である。
一日6時間
「国国算算社社」
の時間割なんて、ないだろうか?
学習を進めるために、、、
とは言っても、子どもには通用しない。
 
時間割通り、学習する。
実技教科では、少し活動を入れる。
(もちろん、三密の制限を考えて、、)
マスクをつけての授業。
大きな声よりも
「ボディランゲージ」
で表現させる。
嬉しかったら、
「ガッツポーズ」
である。
「楽しい空気」
を学級に作り出していく。
 
国語や算数では、
無駄な事をしない。
「何が無駄か?」
それを知るためには、
学ばなければならない。
 
「無料」の学びでもいい。
ただ、
身銭を切った学びでは、
伝える側も
伝えられる側も
緊張感がちがう。
そんな学びが
力をつけてくれる。
 
PS
休校明けの子どもの状態。
生活リズムの乱れから
「体調不良」
が予想される。
現在の学校の状況ならば、
「早退」となる。
 
「登校自粛」も
「教室での荒れ」も
予想される。
予想することで、
一歩先の対応をとることができる。
 
さらにPS
セミナー開催が難しい現在、
テレビ会議システムで
学んでいます。
4月26日に参加後、
すでに20以上のセミナーに
参加している。
 
ZOOMというアプリを使っての
セミナーである。
脆弱性を指摘されていますが、
1か月も経つと、
様々な対策がなされています。
もちろん、
「最新バージョン」
へ更新するという利用する側の対策も必要です。
 
TOSS沖縄でも、
「算数」「英語」のセミナーを
行っています。
よければ、下記をご確認ください。
ー稲嶺保ー

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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