黄金の三日間で最も大事なこと

 From:稲嶺保

 

 

 

新年度二日目。
午前中、職員会議。
午後より時間ができたので、
教室整備。
 
机の位置を確定する。
マッキーを使って、位置を見える化。
明日、校内研修で
「chromebookの使い方」
を行うので、教室の清掃。
 
そのおかげで、教室の片付けが
例年よりも早く進んだ。
見つけると気になってしまう。
変なところに「こだわる」性格である。
清掃用具入れ。
ほこりが気になる。
と同時に、ほうきについた「ほこり」も。
ベランダで、ほこりをとる。
12,3本行うとサッカーボールぐらいのほこりが、、、
まだまだ、汚い。
そこで、ほうきをたわしでゴシゴシ洗う。
今週は、「晴れ」ということなので、ベランダに干す。
きれいになっているのといいのだが。
 
黄金の三日間。
今年度で、幸せなことに
「24回目」
を迎える。
何度も迎えても、緊張する。
何か忘れているのではないかと不安になる。
何よりも気を付けているのが、
「子どもの名前を覚える」
ことである。
初日、
「そこの男の子」
ではなく、
「〇〇君」
と名前を呼びたい。
さらには、
「〇〇君、お手伝い上手だね。
 ありがとう。」
とほめてあげたい。
その印象は、結構強烈に残る。
 
ある年、6年生を担当した。
6年生は初日、忙しい。
学級に入る前に
「入学式準備」
として、体育館で作業である。
そこで、マイクを持って指示を出す。
「〇〇君、えらいな。椅子をこんなに運んでくれて。」
「〇〇さんと〇〇さん。そこのテーブルを舞台の前に運んでください。」
のような指示である。
 
ある男の子が卒業式の前日に聞いてきた。
「始業式の後の準備で、どうして僕の名前を呼んでくれたんですか。
 初めて会うのにびっくりしました。」
始業式から、300日たった卒業式前日まで覚えているのである。
それぐらい、インパクトがあるのである。
黄金の三日間に向けて、様々な準備がある。
最も重要なものは、と聞かれたら、
「子どもの名前を覚えること」
だろうな。
 
PS
黄金の三日間。
それだけでは、心細い。
他にもやらなければならないことがある。
そんな時に役に立つのが
「TOSSランド」
である。
「黄金の三日間」
と「113件」ヒットした。
私は、それらをノートに貼り付けて計画をたてる。
可能な限り、「詳細」な計画をたてる。
1年のエネルギーの「80%」ぐらいのイメージである。
それぐらい、黄金の三日間は重要な意味を持つ。
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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