イチローの「死」と「再生」


 

From:太田輝昭

 

1年の終わりが近づいてきた、、、

 

1年の締めくくりをどう終わるかは大きなテーマの一つだ。

 

できれば、充実した1年で、キレイに終わりたい。

 

一番、よい授業をして、生徒からも「ウナル」ような授業で締めたい。

 

生徒へも「力がないながらも精一杯やった」ことを伝えたい。

 

保健の授業でこの数年、やっている授業がある。

 

「夢を持つ」ということ。

 

その授業を終えて、最後に「イチローの新たな戦い」の新聞記事を配布して、一部を読む。

 

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7年前の新聞記事。

 

一部、読みます。

 

 

ワールドベースボール・クラシック(WBC)の練習試合の不調が話題になっているイチロー(マリナーズ)のことだ。

 

あれぐらい突き抜けた打者になると、誰も何も言ってくれないから、自分一人が頼り。

ほかの誰も経験できないイチローだけの孤独がそこにある。

 

近ごろ、妙にいい人になっているのも気になるところだ。

もっともっととんがって、練習試合ごときでガタガタ騒ぐな、というくらいでないとイチローではない。

 

野球にはいろいろな見方があり、現在もスランプを老化ではなく、一つの死なのだと見ることもできるだろう。新しいイチローに生まれ変わる過程としての死。

 

打者というものは小さな死と再生を繰り返しながら、大きくなっていく。

イチローほどの打者でも、そうした打者の普通の心理に従わざるを得ない。

 

(日経09.3..5)

 

あんなすごいイチローでも苦しんでいる。

今までの自分を「死」ととらえて、新たな自分に生まれ変わろうとしている。

もがいている、、、、、

 

さて、私も1年間、精一杯授業してきた。

この1年、足りない所も多々あった。

 

4月から新たな1年が始まる。

 

先生も新たな「生」として、再出発する。

今までのことは、「死」として捨て去る。

 

あなたたちも、今年1年を「死」として捨て去り、

4月からの新たな1年にむけて、再出発してほしい。

 

これで、1年間の保健の授業を終わります。

********

 

生徒に向けた、教師からのメッセージだ。

 

あなたは、「1年の締め」にどんな授業をする?

  

ー太田輝昭

 

 

 

P.S.

参考までに、「イチロー新たな戦い(日経09.3.5)の新聞記事をアップする。

必要な先生は、ダウンロードして!

ダウンロード
イチローの新たな「戦い」.pdf
PDFファイル 238.3 KB

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太田輝昭

沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表 

「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定三段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数  H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。




  

 


 

  

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