児童との関係を築く一手

 From:稲嶺保

 

先週、サークル仲間が
学級参観
に来てくれた。
1時間目から5時間目まで。
学級のそのままを見てもらった。
 
学級参観の報告を
サークルで行った。
意識して行っていること、
無意識に行っていること、
を見取ってくれている。
 
よく見ている。
以下のような見取りがあった。
・・・・・・・・・・・・・・・
3つ目は、空白を埋める手立てがあることである。
空白を埋めることで全体が騒がしくならない。
速い子もゆっくりな子も活動状態であった。
全員の学習をマネジメントするのは教師の仕事、腕にかかっているのだと再認識した。
稲嶺先生の方法としては、スキルが終わった子は稲嶺先生の前に出ていき、空書きをする。
個別筆順チェックをしていた。
ここでも列にならないように、2人ごと、3人ごとなどで1字のみチェックする。
緊張場面を通すことで学習効果を高めていた。
前でチェックを受けた子は13人。それも終わった子は、話す聞くスキルの準備に入っていた。授業開始から6分が経ち、話す聞くスキルに入った。
・・・・・・・・・・・・・・・
すごいでしょうか。
ほんの数分のやり取りをここまで分析する。
何よりも「数( 事実)」を含めることがスゴイ。
分析されている自分(稲嶺)が
一番びっくりした、とともに学びになった。 
その中に以下の文があった。
・・・・・・・・・・・・・・・
家庭学習の処理をする稲嶺先生。
周りに3名の児童。
40分から始まる1校時まで子どもたちとの会話が絶えない。
・・・・・・・・・・・・・・・
毎年、廊下に「長テーブル」を置いている。
提出物用でもあるが、
私の教室での定位置がそこである。
教室前方に教師用の小部屋もあるのだが、
大体、その長テーブルで過ごす。
 
意図をもって、そこで過ごしている。
朝は、そこで児童を迎える。
他のクラスの児童もそこを通る。
自然に「おはよう」のあいさつを交わす。
 
日記の提出もそこである。
提出しながら会話がうまれる。
日記にコメントしながら
「焼肉屋に行ったのか。いいなぁ」
そんなやり取りもある。
 
給食や長休みも
テストの採点も
その長テーブルで行う。
教室に入るスペースであり、
子どもたちが必ず通るスペースである。
そこにいるからこそ、
子どもたちとの関係づくりに生かすことができる。
 
そんな小さな接点を積み重ねながら、
子どもたちとの関係を築き上げていく。
もちろん、
それだけではないのだが、、、

 

PS

 
毎週金曜日20時(午後8時)からの
「ZOOMサークル」
があります。
オープンチャット参加者向けのものです。
「30分」の時間で
その週の教室実践を紹介したり、
QAを行ったりしています。
よければ、こちらへもご参加ください。
 
興味を持たれた方は、
以下より
「TOSS沖縄オープンチャット」
にご参加ください。
 
TOSS沖縄のオープンチャット
参加者を対象に
発信を行っていく。
「情報」はもちろん、
「ZOOM」でのサークルも行う。
よければ、ご参加ください。
 
詳しくはオープンチャットで発信!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
オープンチャット「TOSS沖縄教え方LINE」
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

0 コメント