算数「通分」の指導

 From:稲嶺保

 

運動会練習真っただ中。
学級対抗リレー。
タイムがなかなか縮まらない。
 
休憩時間に
子どもたちから声があがる。
「お昼休みにリレーの練習やるから集まって」
動くのは、学級の6割ほど。
中心になる子が
折角、呼びかけたのに嫌な思いをする。
 
ここで担任の力が必要になる。
練習時間の確保である。
ただ、運動会1週間前。
通常の授業時間は、運動場は満タン。
使用する余地はない。
「場所」がない。
校内には、、、
 
校舎から20m離れた場所に
「公園」
ができた。(今年3月)
そこに狙いを定める。
朝一番で管理職に許可を得、
校外学習計画書を作成。
もちろん、子どもたちには「予告」済み。
月曜の1時間目から動く。
 
公園に行く前に
「リレーのポイント」をYouTubeで確認。
 
公園の芝生を使って、リレー練習。
1学期で「練習方法」は指導しているので、
そのまま進める。
 
本日の学年練習で
タイムが「5秒」縮んだ。
結果がついてくるとやる気に火がつく。
 
 
算数「分数」の単元。
6年生を持つことが多かったが、
「通分」と「約分」が苦手な子が多かった。
今年は、5年生担任。
現在、「分数」の指導中である。
単元を貫く基本の「型」が必要である。
 
「通分」→「分数の和差」
につながる。
以下の方法である。(ブログ写真参考)
①分母の倍数を並べる。
②公倍数を見つける。
③分子にも分母と同じ数をかける。
※説明が下手ですいません。
 ブログ写真を見ながらイメージしてください。
 
この方法は、そのまま
「分数のたし算とひき算」
にも活用できる。
 
「約分」でも同じである。
基本の「型」をつくること、
それをくり返すことで身につけさせる。
単元を通して、くり返すことで身につけさせていく。
 
と、偉そうに言っているが、
私も教えてもらったことである。
以前、山口県でサークルに参加した際、
模擬授業で教えてもらったものである。
サークルで共有していただいたものである。
「約分」については、
今度、サークルで紹介する。
以前、私がサークルで教えていただいたように
模擬授業で。
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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