次々に運動させながら「巻き込んでいく」技術

 

From:太田輝昭

 

自宅近くの喫茶店より、、、、

 

「対話」「コミュニケーションスキル」と、言われているが

(もちろんこれも大事)、体育の特性として、他教科ではできないものが「運動量」。

 

体育・スポーツといえば、「競技スポーツ」もあるが、

学校体育では、

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子どもに運動をさせて健康にさせる

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のがまずもって1番のことと考える。

 

今から8年ほど前、福岡で、

「向山型体育フェスティバルin福岡」に参加した。

そこで、向山洋一氏の「なわとび指導の入り」を見た。

 

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指示1 私が言うのを10回やったらば、すわりなさい。

指示2 前回り両足とび10回 さんはい。

(最後までやっている子に対して)

いいんだよ 適当に座っちゃえば、私、子どもにもそういいますよ。

 

指示3 前回りかけ足とび10 ピッ

(1回戦2跳躍やっている子に対して)

指示4 後ろ回り両足とび ピッ

指示5 後ろ回りかけ足とび ピッ

指示6 前回り両足交差

指示7 前回りかけ足交差

指示8 後ろ回り両足交差

指示9 後ろ回りかけ足交差 ピッ

説明1 以上が向山学級の小学校1年生レベルです。2年生レベルいきます。

指示10 前回り両足あや ピッ

指示11 前回りのかけ足あや ピッ

指示12 後ろ回りの両足あや ピッ

指示13 はい、すわって。以上が向山学級の2年生レベルです。

指示14 前回り二重回し5回 ピッ

指示15 はい うしろ二重回し5回 ピッ

※田村氏のメモより

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なわとびの指導だが、これで何分の指導だと考える?

・・・・・

これで5分!!

 

たった5分。

されど5分。

 

子どもは次から次に運動していく。教はやってい子どもを待たない。

(とりたててやっていない子に注意しない。ここが重要。)

 

なぜか。

 

できていない子も

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教師が次から次に指示をしていくので、

巻き込まれてついてくるようになる。

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やっていない子に、

一つ一つ、注意していると、授業が中断し、

授業が濁っていく、、、、。

授業がつまらなくなる、、、、、。

 

子どもに活動させながら、授業に入っていくのである。

さらに、「誰ができて誰ができていないか、できない子がみんなには分からない。」というのも配慮の一つ。

 

教師だけ、「できていない子」が見えている、、、、。

 

 

ーおおた てるあき

 

 

 

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太田輝昭

沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表 

「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定三段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治

                図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数 

                H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。




  

 


 

  

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