脳の働きを授業へつなげる

From:稲嶺保

 

4月に転勤し、新しい学校へ。
6年生担任をさせていただいている。
 
昨年まで2年生の担任。
教室は1階だった。
6年生担任。
教室は、3階。
3階までの上り下りが、
多い時で10回を超える。
 
健康面ではいいのだが、
結構しんどい。
先週は、暑さもあり、
1週間で体重が
「3㎏減」した。
(週末には元に戻ったが、、、)
 
今年一年、運動不足は解消されそうである。
本日も疲れをいやすために、湯船へ、、、
 
「脳はだまされやすい。」
池谷裕二先生の書籍だっただろうか。
 
ZOOMのセミナーで
「先生の笑顔がいい。」
とほめて頂いた。
褒めてもらうのは
気持ちがいいので、
やはり意識する。
すると、
他の先生からも
「笑顔」
について、褒めて頂いた。
 
意識することで、
脳が「笑顔」を作り出してくれる。
自然に「笑顔」になる。
なぜか?
褒められたからである。
 
この段階で
「脳がだまされている」
はずである。
「笑顔=ほめられる」
という情報がインプットされる。
 
授業でも同じである。
「難しい」と思ってしまうと
どんどん「難しく」なる。
 
逆に「簡単」と思うと、
なんだか簡単に感じてくる。
 
6年「文字と式」。
□や○から記号
x(エックス)
y(ワイ)
が出てくる。
苦手な子にとっては、
たまらなく嫌である。
 
だからこそ、
教師が楽しそうに進める。
「かっこいいなぁ。
 中学校でよく使う記号だよ。」
 
さらに、
「x(エックス)ノートに3回練習します。
 その横に、x大好き!と書きなさい。」
と指示した。
ウソでもいいから、
大好きと文字化させた。
(これは、いいか悪いかわからないが、、)
 
授業後も確認する。
「今日も簡単だったよな。
 簡単だったから、
 2時間分も進んじゃったよ。」
 
脳をだます
あまりいい言葉には聞こえないが、
「算数ができない」
と思っている子と
「算数ができる」
と思っている子では、
明らかに差がある。
 
後者の方が、
間違いなく伸びるはずである。
 
脳をだますためにも
教師の授業力が必要である。
 
先週、セミナーでしていただいた
山口県の林健広先生に
「2020 林健広算数スクール」
の講師をしていただく。
算数の
授業技術
理論
学習指導要領との関連
を「授業」を通して学ぶスクールである。
 
8月・10月・12月
各月1回(合計3回)開催する。
自宅にいながら受講できる
「ZOOMセミナー」
である。
間もなく告知が出される。
 
「できた!」
「わかった!」
という子どもたちの笑顔を引き出す
教育技術を手に入れませんか?
ー稲嶺保ー

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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