荒れた学級を立て直す方法

 

From:太田輝昭

 

自宅近くのスタバより、、、、

 

8日の大阪セミナーだったか、9日の兵庫セミナーだったか、

 

参加者からこんな質問をもらった。

 

「荒れた学級を立て直す方法を教えてほしい」

 

1学期、学級を荒らしてしまったので、どうしたらいいのか?

というものである。

 

荒れてしまった原因がある。

*********

子どもからの信頼を失ってしまった、、、

*********

がほとんどだろう。

 

信頼を失えば、教師を無視するし、

教師の言うことを聞かなくなる。

いじめが多く発生する。

という現象になる。

 

信頼を失うには教師の何気ない日々の行いから発生する。

 

例えば、

①教師の指示がコロコロ変わる。

さっきは、あのように言ったのに、今は別のことを言っている。

②約束を破った。

③説教ばかりで教師の話が長い。

④子どもが自動的に動く「学級システム」「授業システム」がなく、弱肉強食を放置してしまった。

⑤荒れの兆候の「子どものアドバルーン」をつぶせなかった。

⑥授業が楽しくない。

などなど、、、

 

これをもどすには、セミナーでも少し話したのだが、

(1)子どもが熱中する教材を使う。

セミナー参加者は体験したことと思う。

他、楽しい活動をする。

「学級のルールを守る」ということが楽しくなるということを子どもに伝える。

 

(2)4月の学級にもどる

①教師の統率の「方針演説」を再度行う。

②学級のルールを再度、確認する。

③学級の規律を4月から変えない、ぶれない。

 

(3)楽しい授業をする。

 

ということがある。

 

(荒れた学級を立て直すには簡単でないが、、、)

 

指示一つとっても、短く、ズバッということが必要であり、

4月の出会いで「ほめた」ように、数多く、子どもを「ほめる」ことである。

 

弱肉強食にならないように、教室の弱者を取り上げ、学級全体で「ほめる」ようにするとかの教師の意図した行為が必要である。

 

授業も教師の一方的な説明では、子どもは楽しくない。

 

そっぽを向いてしまう。

 

セミナーでも紹介したが、一番いいのは、近くの勉強しているサークルに出向くことである。(サークル例会は、無料である)

 

人と会って、悩みを打ちあけ対策をすること。

 

良質の本を買って読むこと。

セミナー等に身銭を切って積極的に参加すること。

など、この半年間、一生懸命に勉強すると、子どもも少しずつ変わってくる、、、。

 

これしか道がない。

 

「荒れさせる」のは「教師が未熟だから」である。

 

少しでも全うな教師になるには、学ぶしかない。

 

半年、一生懸命学んで、今年度の失敗の教訓を来年の4月最初の「黄金の3日間」から勝負していく、、、、。

 

 

 

ーおおた てるあき

 

 

 

 

P.S.

特別支援教育のスキルは今後も絶対に必要。

今後も特別支援を要する子どもは増えてくる。

 

 

「特別支援セミナー」

9月30日 講師、小嶋氏、小野氏。

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P.P.S.

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太田輝昭

沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表 

「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定三段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治

                図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数 

                H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。




  

 


 

  

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