教材研究5年算数「速さ」

 From:稲嶺保

 

夏休み明け、
サークル仲間が学級参観に来てくれた。
 
朝会を終えて、
1時間目国語。
① 漢字スキル
② 話す・聞くスキル
③ 辞書引き
そして、「漢字50問テスト」を行った。
 
参観した先生から
「夏休み明けとは思えない」
という感想をいただいた。
 
そう言われて初めて気づく。
「42日」の間が空いているが
漢字スキルは自然に静かになる。
話す・聞くスキルは、
「たけのこ」「指名なしで」
短い指示で音読が進む。
辞書引きも調べたら立って読む。
それらが「習慣」になっている。
だから、「間」があいても変わらない。
4月からの積み重ねである。
 
算数「単位量当たりの大きさ」
今回は、「速さ」である。
「1」の大きさが関係する問題である。
 
自学級では、
「たすきがけ」
を使って指導している。
算数の教科書(G図書)には、
「数直線」が多く示されている。
もしも、数直線がなければ、
「数直線をつくる」作業
が必要になる。(ブログ写真)
 
これもくり返し指導してきた。
「速さ」の前から
「小数のわり算」
「小数のかけ算」
のように「1」が関わる問題で
何度もアイテムとして活用している。
 
使い方もルーティン化している。
 ※(  )は児童
①まず、何をしますか(10㎝の線をかきます)
②次に、何をしますか(左にふた、真ん中に線)
③次に、何をしますか(左に0,真ん中に1)
④次に、何をしますか(1の単位をかきます)
⑤次に、何をしますか(1の上をかきます)
⑥次に、先生は何と聞くと思いますか。(◯は1の右ですか、左ですか)
数直線の完成後
⑦次に何をしますか(1の上からかける、かける)
 
こう流れを書いても伝わらないだろう。
学級で何十回も、
おそらく50回近くくり返したやりとりである。
しつこいくらい聞くが、
聞き方は毎回、同じである。
だからこそ、子どもたちの耳に残る。
 
今回の速さでは、
もう一つ「アイテム」を紹介した。
「速さの変換アイテム」
である。
「時速→分速」
「秒速→分速」
のような変換に使えるアイテムである。
これは、今度、サークルででも紹介しますね。
上の「たすきがけ」も難しいので、
サークルにいらした時にご要望ください。

 

 

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~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

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「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

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私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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