授業改善 まず〇〇を削る

From:稲嶺保

 

 

 

運動会が延期のため出勤。
午前中授業だったので、
午後から指導案づくり。
今月末に
国語授業(県指定)を行う。
 
どうにか形を整えた。
明日、学年で検討予定。
一仕事終えて湯船へ、、、
 
指導案を入力していると
同僚が2人相談に。
 
授業について
である。
 
子どもが落ち着かない。
話を聞くことができない。
 
ということで、
今日、教室で行った算数の授業
をやってもらった。
久しぶりの
「校内サークル」
である。
 
さすが「やる気」がちがう。
  
いくつか指摘をした。
 
指摘をしながら頭に浮かぶ。
 
教室の自分の姿
以前、サークルで自分が指摘された姿
である。
 
1 板書する時
 
子どもに背中を見せる。
 
教えてもらったことがある。
「3秒背中を見せたら刺される。」
 
極端だが、
「見られていない」
と思うと、特にヤンチャ君は
勝手なことをする。
 
それを注意すると、
授業の空気が壊れる。
悪循環である。
 
板書するなら
「半身(はんみ)」
で途中、確認を入れながら行う。
 
2 エラーさせる発問をしない
 
授業の開始時、
教師が何気なく発問をする。
 
前時の復習ならば、
答えられる。
ただ、「未習」は難しい。
時には、
「とりあえず発問」
になってしまう。
 
もし、必要のない発問ならば、
すっと教科書に入ること
をおススメした。
 
「教科書は、答えが載っているから」
と閉じさせている人もいるが、
「知識・理解」
を土台にして、思考・判断させるのが、
新学習指導要領の基本
である。
「身につけさせる部分」
「思考・判断させる部分」
は分けて考える必要がある。
 
これらを踏まえて伝えたのは、
「教師の言葉を削ること」
である。
そうすると、無駄な事を
言わなくなる。
自らのも意識していることである。
若い段階から意識すれば、
力がつくはずである。
 
それ以外に要望があり、
「五色百人一首」
「フラッシュカード」
を紹介した。
少しずつ少しずつ
「引き出し」
を増やしていく。
 
PS
ちなみに、冒頭で紹介した
研究授業は
2年国語
「さけが大きくなるまで」
(説明文)である。
勤務校で
3年・6年も授業を行う。
11月29日(木)午後
よろしければ,お越し下さい。
参観された感想もお寄せください。
お待ちしてます。
 
さらにPS
授業について、
一緒に学びませんか。
今週末
11月10日(土)14時より~
沖縄市社会福祉センター2階
にて、サークルを行います。
 
模擬授業をしたり、
学級の実践を紹介したり、
本をシェアしたり
のサークルです。
 
もし、
「どう授業するの?」
なんて教材があれば、
コピーを10部ほど
お持ちください。
検討して、
いくつかの授業案が
提案できるかと思います。
こちらも、
お待ちしております。

 

 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

1 コメント