国語の授業が変わる分析批評①

 From:稲嶺保

 

学校に到着後、教室へ。
LINEが入る。
妻からである。
「エプロン忘れているよ。
 10時半ぐらいでよければ届けようか?」
 
鞄を見てもない。
いつもながら、体育の服と一緒だが、
今日は体育がカット。
そんな日もある。
 
「大丈夫。ありがとう。」
と丁重にことわる。
 
朝一番で子どもの前。
「すいません。
 エプロンを忘れました。
 明日、持ってきます。」
と話す。
子どもにも話している。
「忘れ物はだれでもする。
 忘れ物をしないように工夫することと、
 忘れ物をした時に謝罪と方針を
 示すことが大切。」
子どもに話していることを
よい機会だから担任が見せる。
例示である。
特に、発達凸凹を持つ子たちへ
示していく。
担任が「行動」で示す。
 
国語
子どもへの問い。
子どもたちを熱中させることは、
難しい。
 
例えば、「題」に注目する。
分析批評を学んだ子であれば、
次のように分析する。
 
『一つの花』(4年)
→普通なら、花は「一本」とか「一輪」と数えるはずなのに、なぜ「一つ」となっているのか。
 
『大造じいさんとガン』(5年)
→普通なら、『大造じいさんと残雪』となるはずなのに、なぜ〈残雪〉は「ガン」となっているのか。
 
『やまなし』(6年)
→普通なら、五月に登場した〈かわせみ〉も入れて、『かわせみとやまなし』となるはずなのに、なぜ十二月に登場した〈やまなし〉のみを題としたのか。
 
教師の
「題を分析しなさい」
の指示一つのこのように分析ができる。
 
分析批評と呼ばれている。
浜上薫氏の書籍からの引用である。
私もまだ、勉強中である。
このブログにまとめながら、
子どもに実践しながら、
子どもも教師も
力を高めていく。
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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