国語の授業 年間46時間を安定させる

 From:稲嶺保

  

 ルーティーン・ワーク。

辞書で意味をひくと
「日常的に行う業務のこと」
という意味である。
 
業務ではないのだが、
毎日、毎回、くりかえす活動がある。
朝起きると、
① トイレに入る
② 手を洗って、うがいをする
③ 床の間の水を変える
④ 体重を測る
⑤ 水を一杯飲む
の活動を自然に行う。
お風呂に入ってからの行動も
同じように繰り返している。
 
これらの活動は
「毎日」
行うことで定着し、
いつの間にか「当たり前」になっていく。
これが抜けてしまうと、
「一日が始まらない」気持ちになってしまう。
 
くり返すことで安心感を得ることができる。
これは、「授業」でも同じことが言える。
毎回、くりかえし行うことで
「次に何を行うのか」
わかっている。
発達に凸凹を持つ子たちの中には
「次に何をやるのかわからない」
ことから不安を感じる子もいる。
 
国語の授業は、以下のような流れである。
① 漢字スキル
② 話す聞くスキル(音読教材)
③ 辞書引き
④ 教科書の音読
⑤ 教科書の読解
この中で、「①②③」の活動でおよそ
「15分」
ほど、かかる。
それぞれ教材や辞書を使うのだが、
この時間が安定する。
やるべきことがわかっているからである。
 
ただし、そこには
「正しい使い方(ユースウェアと呼ぶ)」
がなければ、
その力は「半減(いや10分の1以下)」
してしまう。
 
だからこそ、
「正しい使い方」
を学ぶ必要がある。
「正しい使い方」
を手に入れたならば、
「教材」は、「教師の武器」となる。
45分の授業の
「15分間」
を毎回、安定させてくれる。
年間で考えると
「2775分」
時間で考えると
「46時間」
である。
 
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~稲嶺保~

 

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稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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