国語6年「熟語の成り立ち」四字熟語作文

From:稲嶺保

 

台風9号。
いつになく警戒している。
県内小学校は、
「午後より休校」
となり、早下校。
 
6年生は、低学年と時間差下校のため、
教室で15分過ごす。
 
そんな時、何をするか?
「宿題をやっていなさい。」
も使える。
自学級では、
「先生、あれやりましょう。」
と女子がつぶやく。
 
学級レクである。
「たけのこニョッキ」
「リーダーを探せ」
「イラストリレー」
等々。
思いついたものをどんどん試す。
やりながら修正する。
 
今日も笑顔で下校させることができた。
下校指導でびしょびしょに。
帰宅後、シャワーを。
それから、2時間もせずに湯船へ、、、
 
国語で
「熟語の成り立ち」
を扱う。
2字の熟語の特徴を中心に
3字の熟語
4字の熟語
を扱う。
熟語の成り立ちを確認した後、
「漢字四字の熟語を書きなさい。」
 
「一期一会」
「温故知新」
など、固い四字熟語が並ぶ。
 
そこで、担任が板書する。
「六年一組」
さらに、
「山田太郎」※学級の児童の名前がよい。
 
自由に四字熟語を集めます。
ここで様々な四字熟語を集めさせ、板書させる。
たっぷり時間を取りたい。
可能ならば、宿題にしてもいい。
 
翌日、四字熟語を発表させて確認。
もちろん、調べてきたことをほめる。
そこで、「四字熟語作文」を提示する。
 
子供たちは「作文」の言葉に抵抗がある。
だから、「えー」の反応が出るはずである。
例を提示する。
 
稲嶺保様 天才少年
美顔美男 毎日毎日 
百点満点 百点少年 
安心帰宅
さらに、例示する。
高橋加奈 火事発見
電話通知 現場急行
危機一髪 安全消化
安心帰宅
  
山田花子 得意料理
人気爆発 毒物発見
危機一髪 料理廃棄
人気低下 全品百円
人気上昇 名誉挽回
引用:「学級集団の形成の法則と実践」向山洋一著(明治図書)
これらを例に作品に取り組ませる。
 
これが、以前の教え子の作品。
※〇〇は、児童名です。
〇〇〇様 野球少年
天才少年 昼食弁当 
漢字少年 毎回毎回
百点満点 百点少年
夕食弁当 遊遊少年 
遊遊天才 野球少年
自主練習 風呂入浴 
美顔美男 安心就寝
 
 
ヤンチャ男子
〇〇〇〇 学校逃亡 
安心帰宅 天才少年 
荒野行動 絶体絶命
毎日毎日 学校生活 
学校逃亡
 
音楽部の女子
 
〇〇〇〇 春夏秋冬 
週末以外 年中無休 
金管楽器 音楽部活
 
なかなか楽しい作品でしょう。
授業後、何人かは宿題で書いてくるはずである。
そうなると、もっと「遊び」が入ってくる。
向山洋一氏の追試です。
よければ、ご実践ください。
 
PS
このような授業を実践する際、
時々、上手くいかないことがある。
「そっくりそのまま追試」
をしていても、やはり、授業者の
「リズムとテンポ」
がちがうのである。
 
この「リズムとテンポ」を身に付けるのは
書籍では難しい。
ライブである。
コロナ過の中、ライブはなかなか難しい。
半ライブの状態なら何とかできそうである。
「ZOOM」
である。
問題が取りざたされていたが、
バージョンアップにより、
「脆弱性」
が解消されている。
(もちろん、最新版へのバージョンアップが必要)
 
今回、国語ではないが、
「リズムとテンポ」を体感できる場がある。
「井戸砂織英語ZOOMスクール」
である。
英語の授業は、
リズムとテンポが崩れると、
「やらされ感」満載の授業になる。
だからこそ、45分間
「リズム&テンポ」を維持しなければならない。
 
英語の授業技術はもちろん、
リズムとテンポも学べるセミナー。
よければ、TOSS沖縄HPより、ご確認ください。

 

ー稲嶺保ー

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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