苦手を補い、得意も伸ばす

 From:稲嶺保

 

chromebookの利用2年目。
よい面ばかりでなく、
トラブルも起こる。
 
授業中に
余計な画像を見ていた。
オンラインで漫画を読んでいた。
その都度、確認するしかない。
 
ただ「禁止」するのは簡単。
でも、これから
「自宅に持ち帰っての学習」
が本格化する。
その中で、「禁止」だけでは難しい。
 
委員会が
「21時から6時までの使用停止」
を行うという連絡もあった。
夜中の時間制限は助かる。
 
子どもたちへの指導。
「ルールをつくるのはみなさんです」
と話している。
マイナスの使い方が増えてしまうと、
「あれも駄目」
「これも駄目」
の制限が生まれる。
そうなると、
「やりたいこと」
ができなくなってしまう。
そうなる前に
「今、自分の使い方は大丈夫?」
と考えることが大切。
簡単には、いかないのだが、、、
 
社会科の単元が終わると、
「見開き2ページ」
のノートまとめを行っている。
ノート2ページへ
「びっしり」情報を掲載する。
今回、仲間の実践を聞き
「chromebookでのまとめ」
に挑戦した。
 
選択制にした。
A  ノートへ見開き2ページ
B  chromebookでのまとめ
警戒してか挑戦したのは8名だった。
使いやすいということで
「ロイロノート」
を使用することになった。
 
担任も難しいかと思っていたが、
インターネットからの写真や情報の取り込み
教科書や資料集の図や表を写真で取り込む
など、工夫しながら進めていた。
 
ノートまとめでは、苦手な子もいる。
文字が雑になってしまう。
ページがすかすかになってしまう。
それをchromebookの機能が補ってくれる。
1ページがすかすかだったので、
それを4ページ分作成して一つのページにまとめた。
 
週末は「ゲーム」に夢中な子が、
週末、自宅で作成し、
担任へ提出していた。
 
得意なことを伸ばす、
苦手なことを補う。
chromebookの活用法。
まだまだ、ありそうである。
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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