情報を取り出すスキル

From:稲嶺保

 

書斎より、、、
冬期休暇中は毎年、
「読書」
をメインにしている。
 
人間ドック
山口県での合宿
があり、後半から本格的に読書がスタート。
順調に進んでいたが、
部屋の前に
「〇〇〇」
が置かれていた。
(ブログ写真)
 
ある意味トラップである。
(ちなみに置いたのは妻)
他の本を読みながらも
どうしても気になってしまう。
ついには、
読み始めてしまった。
「全18巻」
一日半かかって読み終えた。
満足して、読書へ。
(まだまだ、積読がたくさんあるのだが)
これからいつもの湯船へ、
その後、読書する。
 
マンガの内容は、
記憶に残る。
もちろん、
「楽しい」「面白い」
からである。
 
しかも、読み進めるのも早い。
キーワード
登場人物の性格
どんなお話なのか
読み取っている。
 
子どものころ、
新聞が読めなかった。
読むのは、
「テレビ欄」と「スポーツ欄」のみ。
文字の多さに圧倒されるからである。
 
大人になって、
新聞を読むようになった。
活字になれたこともあるが、
「読み方」
が身に付いたせいかと思う。
 
新聞の一字一句を読むわけではない。
おそらく、次の流れで読んでいる。
①大見出し又は小見出し
 ↓※気になる内容ならば、、、
②リード文
 ↓※気になる内容ならば、、、
③本文
 
だから、①の段階で
「気にならない」ならば、
読まない、のである。
 
これは、教えられたわけでない。
書籍や新聞を読む
日常の中で身につけたものである。
 
多くの情報の中から
必要な情報
(この場合は、気になる内容)
を見つける。
 
何かに似ている。
全国学力・学習状況調査である。
国語の問題。
(今年はABが統合された)
大問1→8ページ
大問2→5ページ
 
大量の情報の中から
問いに答えるために
必要な情報を
見つけて、答える。
 
慣れていない児童は、
突っ伏していまう。
 
だからこそ、
「授業で教える」
ことが必要である。
 
熊本の椿原正和氏は
「国語B問題指導法」
について、次のように述べている。
(日本教育技術学会京都大会資料より)
 A.作業を通してテキストの「構造」を掴むことができること
 B.膨大な情報から必要とする「情報の取り出し」ができるようになること
 C.読む・書く活動を通して「プログラミング的思考」の素地をつくること
 中でも、注目すべきは
B.膨大な情報から必要とする「情報の取り出し」ができるようになること
である。
膨大な資料の中から、問いに答えるために
必要とする「情報の取り出し」
である。
情報を取り出し、
問題に正対した答えに加工する。
難しいのは、
「情報の取り出し」
である。
多くの児童は
情報を見つけられずに、
あきらめてしまう。
 
その指導法を伝えるのが
我々教師である。
普段の授業で身に付いている力に
「5%の授業改善」
で身に付けさせる指導法である。
 
4月に続き、椿原先生が来沖される。
もしかすると、
最後のセミナーになるかもしれない。
効果的な学びは、
やっぱりライブである。
 
PS
講座内容である。
今回、昨年までの
「国語B問題指導法」
から進化した
「国語統合問題の指導法」
(平成31年の問題)
を中心に講座を組み立てた。
 
1 「5%の授業改善」教師がそれを実践するだけで、子どもの力を引き出す。
 
2 白紙答案よサヨウナラ
 平成31年度全国学力・学習状況調査 国語統合問題の解き方(初級&中級)
 
3 リズム・テンポのある発問・指示ってどんなもの?
 授業の腕を挙げる方法を教える 国語B問題検定
 
4 どの子にもできる方法
 それは誰もができるシンプルな指導法 教育改革の一歩はここから始まる
(国語教育改革のスタート)
  
さらにPS
大事なことを忘れていました。
申し込み先です。
※チラシ下の申し込みからお申込みが可能です。
問い合わせは、以下のアドレスへ
気軽にお寄せください。
問い合わせるだけでもらえるプレゼントも
用意していますよ。是非!
 
 
 

 

 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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