目指すべき教師を求めて

From:稲嶺保

 

  朝の活動。
6年生担任の定番である。
 
現在、
7時50分から活動開始。
校内の清掃を行う。
数年前までは、
「当たり前」
だと感じていた。
 
しかし、考えると
「時間外勤務」
である。
そう言うと
「ボランティア活動だから」
「子供たちの自主的な活動だから」
などの言葉を並べる。
 
「おかしい」と思う感覚は大切。
だから、職員会議で言い続ける。
あまりいい顔はしないが、、、
今の立場での役割と思って。
今日も疲れたので、湯船へ、、、(毎日でしょ!)
 
私達の授業の
「お手本」
は、何だろうか?
誰だろうか?
 
正直、大学時代に
「授業のやり方」
を教えてもらった記憶がない。
 
採用されてからも
「見よう見真似」
で授業を行う。
 
その元(基準)になっているが
自分の「学生時代」の
「授業」
である。
授業を受けた先生の指導法
が大きく影響している。
 
ただ、思い出してみると
(もう30年以上前だが)
体育で教えてもらった記憶がない。
「サッカー」
では、試合だけだった。
男女別に分かれて、
男子は男子だけで、
得意な子やヤンチャな子が楽しんでいた。
女子は、なかなかボールが動かずにいた。
 
教職に就き、
よい教師に出会えたのなら幸運である。
生徒指導も
「怒鳴る」
「怒る」
で子どもを従わせる。
それが普通だった。(当たり前だと思っていた)
 
なぜなら、
それも学生時代に見てきた
「指導」
だったからである。
 
授業に出会う場面。
特に、
「よい教師」
に出会う場面が必要である。
 
自分の
「目指すべき教師」
がいるならば、幸運である。
その人から学べばいい。
ただ、
「10回」
の研究授業の出会いならば、
それは難しい。
「100回」
「1000回」
と授業を見ること、
指導を知ることで、
本当に
「目指すべき教師」
に出会うことができる。
 
私は出会うことができた。
実際に、
その先生のセミナーへ出掛け、
その先生の学級参観にも行くことができた。
そうやって、
「目指すべき教師」
に一歩でも、二歩でも近づこうと
努力を続けている。
 
そんな教師に出会うために
教師人生の指針となる教師に
出会うために
学びの範囲を広げる必要がある。
県内にも
「目指すべき教師」
はいるはずである。
もっと言えば、
県外にも
「目指すべき教師」
がいるはずである。
 
「子供の人生に関わる価値ある仕事」
である。
子供を高めるために
自らも高めるべきである。
 
PS
TOSSのセミナー情報ページである。
 
コロナの影響もあり、
各都道府県のセミナーが
自宅にいながら
「ZOOM」で受けることができる。
 
特におすすめは
9月21日(月)の
「TOSSサマーセミナー」
である。
資料代を高額に感じるかもしれないが、
20以上のプロ教師の授業
(分科会の映像配信あり)
500ページ近いカラー資料
など、様々な特典を用意している。
現在、
申し込み者1000名
を越えている。
全国の先生方が
「目指すべき教師」
を求めて集う。
ー稲嶺保ー

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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