三密を意識した体育

From:稲嶺保

 

休校明け、初の6時間授業。
専科無し、外体育アリの6時間。
疲れた!
と同時に楽しかった!
 
やっぱり、
この仕事の良さである。
子供の前に立つことで
元気になる。
ただ、年齢的な衰えには勝てず。
 
もちろん、
17時前には勤務終了し、帰宅。
湯船へ直行する、、、
 
休校明け。
教室でも気を遣う。
「三密」
である。
 
正直、「完璧」は無理。
可能な限り、betterを目指す。
 
中でも、
一番気を遣うのが
「体育」
である。
 
今日が、その第1時だった。
 
週末の雨をウソのような晴天。
気持ちよく、運動場へ。
 
スタートはいつも通り、
「なわ跳び」。
十分の距離をとらせる。
「頭の上で縄をゆっくりまわして、
 周りの人と距離をとります。」
とび縄が目印となるので
直径1mと直径1m
大体2人の間隔が2mぐらいになる。
 
その場で、前とびから順序良く行い、
いつもの「二重とびリレー」へ。
 
その後である。
「整列と集合」
集合は、現在の状況では難しい。
整列を
2列・4列・8列
の3パターンを教える。
一番、頻度が高そうなのが8列。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
       ☆
上記のように並ぶ。
 
それからとび縄を記しにして、
①両足ジャンプ(前後と左右)
②片足ジャンプ(前後と左右)
③目をつぶって行進30秒
④30秒バランス
⑤ワニ歩き
⑥クモ歩き
⑦リズム跳び
⑧リズム歩き
⑨リズム走り
⑩リズムスキップ
 ※前向き、後ろ向き
 
最後に行ったのが、
「ねことねずみ」
二人での追いかけっこだが、
タッチが背中である。
接触が少ないということで実施。
 
8分前に終了。
教室の手洗い場が2
外の手洗い場が10
なので、外で手洗いをするように指示する。
 
中には、
久しぶりの運動もいたが、
何とか気分不良もなく終了。
次の体育は、
もう少し運動量を増やす。
 
接触無しの体育。
教師の引き出しが問われる。
これまで先人から学んだ指導法から
チョイスする。
 
さらに、
現在進行形で学ぶ人から
情報を得る。
 
こんな時だからこそ、
教師の「学び」が必要とされる。
 
ある先生から、こんな言葉をいただいた。
「読書が人を創る」
 
子供にも言う。
「本を読みなさい。」
教師こそ、
「本を読み」、学ぶべきである。
 
ー稲嶺保ー

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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