ワザを使えば、ミルミル子どもが、、、

 

From:太田輝昭

 

先週、一身上の都合により、実家の京都に戻っていた。

 

急なことだったため、先週のブログを休んだ。

(3月から初めてのことだ、、、)

 

 

 

弟に久しぶりに会って、話をした。

 

弟は、京都の数寄屋建築(日本の伝統の建築)の大工をしている。

 

NHKのプロフェッショナルにも出演したこともある、、、

日本の伝統を受け継ぐ職人である。

 

 

 

その弟が言っていた。

 

若い時は、先輩職人のワザを盗むのに苦労した。

 

何も教えてくれない。

 

先輩職人は、

 

「何、これ?」としか言わない。

 

だから、先輩の仕事ぶりを盗んで、仕事を覚えていった、、、

 

それは、それは、すごい苦労があったということ。

 

弟の息子が「大工になりたい!」と言っても大工の道を勧めたがらない。

 

自分の苦労を息子にしてほしくないからだ。

 

 

 

 

 

 

 

何事にもその道のプロがいる。

 

プロは、仕事を通して相手を幸せにするワザをたくさん持っている。

 

客の要望に応え、たくさんあるワザの中から最適なものを引き出し、提供していく。

 

そのワザは、一般の人には見えず、できず、何年も修業して身に付けたものである。

 

 

 

 

 

我々、プロ教師はどうか?

 

子どもの幸せ、成長のために、毎日、どのワザを使っているのか。

 

一般の人ができるような仕事をしてはいけないと常々考えている。

 

教師のワザを語れないといけないし、日々の鍛錬によって、身に付けないといけないと思っている。

 

 

 

 

 

あなたは、教師のワザを語れますか?

 

教師のワザをどれくらい身に付けていますか?

 

 

ー太田輝昭

 

 

 

P.S.

文部科学省「平成28年度総合的な教師力向上のための調査研究事業」が沖縄である。

 

50名の前で、「模擬授業」をして、より実力のある教師に「どこが良くて、どこがダメなのか」指摘してもらう。

 

人前といっても、よく勉強している先生ばかりだから、結構緊張する。

(学校内、県内などの研究会での授業は緊張しなくなった。)

 

教材研究もするし、10分という短い時間で、授業をまとめていく、、、

 

人前で恥をかくから、成長がある、、、(最近は快感になってきた、、、笑)

 

 

 

文科省の「平成28年度総合的な教師力向上のための調査研究事業」

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太田輝昭

沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表 

「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定三段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数  H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。




  

 


 

  

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