夏は「遊び」と「学び」をセットで

From:稲嶺保

 

 

 

夏休み1週間が過ぎた。
個人面談を終え、
校内の研修も終盤。
 
中学生と高校生の娘。
家族の時間がとれ、
土曜日は
「サイコロステーキ」
日曜日は
「カツ丼」
を食べに行った。
 
少し増えた体重を気にしながら、
今日も湯船へ、、、
 
「SENSEI PORTAL」
というセミナー情報サイトがある。
 
その中で発見した一文。
 
「わたしが夏休みに前を向くから、このクラスは笑う。」
 
夏休みまで
上手くいったクラスもあれば、
そうでなかったクラスもある。
 
恐らく後者のクラスは、
担任から笑顔が消えたはずである。
 
その笑顔を取り戻す
「夏休み」にする。
 
そのためにも
「遊び」
「学び」
である。
 
「遊び」も様々ある。
旅行もいい
食事もいい
友人と飲みに行くのもいい
 
自分の一番
やりたいことをやる。
少しぐらい
贅沢をしてもいい。
 
その分
「学ぶ」
のである。
 
一番てっとり早い
「学ぶ」
は本を読むである。
 
本も様々である。
 
とりあえず本屋に行き、
「10冊」
購入する。
それを読むと決める。
 
本はどんどん汚す。
マーカー片手に
大事な所に線を引く。
 
いいページを見つけたら、
角を折る。
 
私の場合は、
折り角が多い本は
本棚に並ぶ。
 
 
「遊び」と「学び」
を充実させれば
夏休み明けを
「笑顔」
で迎えることが出来る。
 
しかし、、、
 
それを継続させることが
学級の一年を
安定させる
ことにつながる。
 
この「継続」させることが
難しいのである。
 
いつの間にか、
「忙しさ」
に飲み込まれ、
「遊び」がなくなり、
「学び」も続かなくなる。
 
そうすると、
「笑顔」
が消える。
教師の笑顔が消えると
子どもの笑顔も
消える。
 
それを笑顔でいるためにも
「遊び」と「学び」
を続けることが必要である。
 
毎日
毎週
毎月
ずっと上手くいく学級はない。
 
何かしらのトラブルが起こる。
保護者からのクレームも。
 
そんな中で
私自身が助けられているのが、
「サークル」
である。
 
サークルで
模擬授業をする。
学級の実践を紹介する。
読んだ本を紹介する。
 
それだけでなく、
自分の悩みを話す。
よい解決法は
見つからないかもしれない。
それでも、話した分、
少しだけ心が軽くなる。
 
他の先生の実践を
見て、聞いて、
真似をする。
 
そんな学びが得られるのが
「サークル」
である。
 
 
PS
サークルを「学び」
と考えるならば
サークル後の
食事会や懇親会は
「遊び+学び」
である。
 
美味しい食事と
飲み物(時にはアルコール)
があると、
話がはずむ。
だからこそ、
普段聞けない話が聞ける。
そこには、その先生の
「生の実践」
が見える。
そんな「学び」が得られるのも
サークルのよさである。
 

 

 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)