家族の絆が深まる教育実践

 From:東恩納巧

 

 今日は3時間目に「二分の一成人式」をしました。
ちょうど、20歳の半分まできてしまいました。
スピーチの時はお母さんにちゃんと自分の思いを伝えられたので、
よかったです。だいたいのお家の方が泣いていました。
たぶん「がんばってきてよかったな」と思ったんだと思います。
とてもきんちょうしました。ちゃんと思いを伝えることができたので
ホッとしています。 
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4年生を担任した時、日曜授業参観で二分の一成人式を実施した。
式の後の子供の日記である。
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昨日の日曜参観はありがとうございました。
家族で参加でき、とても貴重で素敵な時間でした。
弟も「僕たちはお父さんとお母さんに見守られて大切に育てられている
んだね」と夕食の時に話し始めて驚きました。
ちゃんと授業を受けていたようです。
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保護者からも感謝の手紙が複数届いた。
二分の一成人式で「保護者へのスピーチ」を国語の時間に書き、
本番で子供達に読んでもらった。
このスピーチ原稿を書かせる指導も感動場面を演出するのに
重要な指導であった。
そのステップを紹介する。
 スピーチ原稿で次の内容を書かせた。
①保護者への感謝の言葉
②将来の夢、どんな大人になりたいか
1)保護者への感謝の言葉を書かせる
  
「これまでおう ちの人にやってもらったことは何ですか」
すぐに言える子に言わせ、例示させる。
だいたいつかめたら、ノートに箇条書きに書かせる。
その中で1つか2つ選び、具体的に書かせる。
ここで書けない子もいる。
そういう子は個別に呼び出し、教師が質問をして、
引き出す。
「野球の時、お母さんにやってもらうことない?」「いつもお弁当を作ってくれる」
「それを書こうか。お父さんは?」「休みの日にキャッチボールなどをしてくれる。」
「うれしいね。それも書こう」
と書くことを一緒に決めていく。
②将来の夢、どんな大人になりたいかを書かせる
将来の夢がないという子もいる。
そういった子には
「おうちの方の職業を書きなさい。
 だってその職業の大変さはおうちの人が知っているから。
 ○○くんがつらい思いをすることになったとき、一番に相談にのってもらえるよ。」
と伝えた。
こうやって原稿用紙半分ほどのスピーチ原稿を全員が完成させた。
※スピーチ練習についてはまた別の機会に!
二分の一成人式の本番、子供達は見事なスピーチをした。
先の感想のような親子で思い出になる式ができた。

 

感謝のスピーチ原稿は二分の一成人式以外にも使える。

ぜひお試しください。

 

 

 

 

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ー東恩納巧

 

  

 

  

 


東恩納 巧

沖縄県公立小学校 TOSS沖縄サークル「チェンジ」代表

東京学芸大学卒